記念すべき第一回目のブログ記事内でオーストラリアのシドニーへの留学経験がコーヒーについて意識が変わったキッカケだと書きました。
オーストラリアにはカフェがとにかく沢山あります。私も毎朝語学学校へ行く前にカフェ寄るというのが習慣になっていました。注文しなくても店員さんが『アレでいい?』となるくらいには笑。
そんな留学期間中、運良くローカルのカフェ/バーで働くことができました(バリスタではありません!)。テニスコートなどがあり、スポーツを楽しみながら食事などもできるといった施設です。ここがまた非常にイージーゴーイングな職場でして、食べるのも飲むのも自由、仕事中にジェネラルマネージャーからビールの差し入れを貰ったこともありました。さすがに自ら勤務時間内にビールを飲もうと思ったことはありませんが、仕事終わりには沢山あるサーバーから今日はどれにしようかなぁ〜なんて感じで一杯やってから帰っていました。夜のシフトの時にはよくオリジナルでピザを焼いて持ち帰ったりもしました。尚、これら全てにお金はかからず、また給料からも一切引かれていません。
これがオーストラリアの普通なのかは分かりませんが、働いていて楽しいと思ったのは生まれて初めてのことでした。
英語勉強中の身の自分に試練を与えようと応募した職場で、日本人はいませんのでコミュニケーションは100%英語です。特に私を採用してくれた香港出身のヘッドシェフには今も本当に感謝しています。私が帰国して一時的に就職活動をしていた際にも快く推薦状を書いてくださいました。
人種差別や、他にも大変なことは多々ありましたが、待遇は申し分なく、とにかく褒められる機会が多かったのが印象的でした。日本ももっと人を褒めた方が良いと思いますね。
エスプレッソマシンも自由に使えたので、自分やボスのためにカプチーノをしょっちゅう作っていました。キッチンなのでお客さんに提供したことはありませんが…。
生豆輸入への挑戦
y'z coffee garageをオープンするずっと前からいつかオーストラリアから生豆を買い付けたいと思い続けていました。いたるところで口に出していたので身近な人は聞いたことがあるかも知れません。
私には人生を変えてくれたオーストラリアに人並み以上に愛着があります。『珍しいコーヒーを飲んでいただきたい』という気持ちと、『個人的にやってみたい』という気持ち。それこそがオーストラリア産コーヒー豆を輸入するにまで至った大きな動機です。
また、自家焙煎コーヒー豆屋というこれだけレッドオーシャンの業界ですと、お店の存在を知っていただくことがそもそも至難のワザなんです。商品の良し悪しを判断してもらう以前の問題です。右に倣えではなく、当店にしかないモノがあれば当店を利用する理由がひとつできると思いました。そう、事業としての差別化を図る為でもありました。
ご存じのとおり、当店はまさに現地の農園より生豆の輸入を始めたばかりです。そしてもっともっと可能な限り継続して仕入れていきたいと考えています。
実は本格的に輸入することになるまでカフェイン含有量が少ないだとかオーストラリア産コーヒーの特徴については知りませんでした。今では非常にユニークで他に代わりが効かない特別なコーヒーなんじゃないかなと大きな自信を持っています。
You Only Live Once (人生は一度きり)
留学前に(26歳だったかな?)短期バイトをしていた時のこと。イヤミなおばちゃんに『その歳で留学?オーストラリアの英語って癖あるけどいいの?』と言われたことを覚えています。そうやって言われたら留学を諦めるとでも思ったのだろうか?そのおばちゃんは癖などと偉そうに言えるほど英語が堪能なんだろうか?そんなことはさておき、今や自分は事業主としてオーストラリアの企業と直接取引をしています。
自分が『コレだ!』と思うものをまずはやってみる。『準備が整ったら』なんてそんな日は一生来ないから。そして続けてみる。違うと思ったら時には方向転換したっていい。聞こえてくる雑音は気にしない。外野は何とでも言えるが、人の人生の責任など取る気は更々ないから。自分に正直に。
結論、留学はオススメですよ。